「萌え」と町おこし−かがり火美少女イラストコンテスト


イラスト作者:大笆知子氏 サイト:http://www.h3.dion.ne.jp/~nandai/index.html
チラシの大きいやつ:大きいチラシ
 友人のY氏*1が中心の一人となり、「かがり美少女イラストコンテスト」なるものを企画しました。

かがり美少女コンテスト実行委員会のページ(6月8日追記)

秋田県羽後町西馬音内(うごまちにしもない)の「うご夏の夢市・かがり火天国」実行委員会は、祭の目玉企画として西馬音内盆踊りをテーマにした「かがり火美少女イラストコンテスト」を開催する。
優秀作品は本年度「西馬音内盆踊り公式ガイドブック」に紹介する予定で、現在作品を募集中。

【話題】「かがり火美少女イラストコンテスト」を開催!秋田、西馬音内盆踊りにて


 Yからは、この話について色々聞かせてもらいました。Y曰く、このような一般に萌え系と言われる絵は、地方でこそ受け入れられるとのこと。地方ではこのような萌え系イラストから「オタク」を連想することが無く、純粋に色眼鏡無しの状態で、「めんこい」と受け入れられるらしいです*2
 Yはその他にも、萌え系イラストを使った企画をやっています。これらの活動から、上のような意見を持ったみたいです。

色眼鏡なしの「萌え」とは

 Yの話を聞いていると、色眼鏡がない「萌え」がどういうものか気になりました。
 自分の萌え体験というと、中学のころは「カードキャプターさくら」が好きだった。ポスターを貰うために、映画の前売り券を買ったりもした*3。おそらくこれは、一般言うオタクな行動なんだろう。
 このとき、自分はなんか変な気持ちだった気はする。なんか、あまり誇れた趣味ではないなと思っていたような気がする。世間一般が持っていると思う、オタクに対する否定的な感情を自分も持っていたんだと思う。
 Yがやっている活動を聞き、それが地元で受け入れられているというのを聞いたときも、まったくと言うほど信じることはできなかった*4
 萌え(から派生するオタク)の色眼鏡が無い状態とは、このような劣等感的な感情(否定的な感情)が発生しない状態なのだろう。そこにあるのは、単純な美意識感覚による作品の判定なのかもしれない。色眼鏡を持ってしまった自分がそのような感覚を持つことはもう不可能だろうけど、一度感じても見たい気分もする。

 とにかく、友人としてイベントの成功を祈ってます。ブログ記事を見る限り、結構評判はよさそう。自分はこう書いたけど、世間は色々変わっているのかも。

追記:応募方法

http://hachinosu175.blog107.fc2.com/blog-entry-3.html
(6月8日追記。おそらく、これが最終)

32 名前:なまえないよぉ〜[] 投稿日:2007/05/27(日) 00:44:42 id:L6lJp/6l
魁新報の情報流すよ
画材は問わず、CGもアナログもA4って決まりみたいだな。テーマは西馬音内盆踊りをモチーフにする。
メールでの問い合わせは
sp2x4f39◆flute.ocn.ne.jp
◆を@に
事務局は
090-7934-2478

締め切りは6月20日(必着)。
作品の送付先は〒012−1131  秋田県雄勝郡羽後町西馬音内 本町108−1西馬音内盆踊り会館 「かがり美少女コンテスト」係。
問合せは☎0183−78−4187

さとう正一郎日記 「元気な秋田」を創造しよう!!

#「の、ようなもの」さんには、トラックバックが送れないため、二度送ってしまいました。もし承認制でしたら、すいません。

*1:「氏」というのも、何か変だな…

*2:私がまとめたYの意見なので、本当は違うかも

*3:結局、品切れだったが

*4:実を言えば、今でも信じていない